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展示案内


書は語る ―30㎝のエスプリ―短冊手鑑 徳川美術館蔵

平成31年1月4日(金曜日)から2月3日(日曜日)

企画展
書は語る ―30㎝のエスプリ―

会場
蓬左文庫展示室
天皇や公家、武家をはじめ、松尾芭蕉や池大雅、さらに夏目漱石や正岡子規など近代文学を代表する文化人まで、彼らが懐紙や短冊に染筆した書を通じて、歴史上の人々の人物像を探訪します。

展示の詳細案内

 懐紙は、その名の通り本来は懐に入れて手口を拭ったり、メモを書いたりするための携帯様の紙でしたが、自詠の和歌を記すために10世紀頃から用いられてきました。その大きさは身分や時代によって多少異なりますが、おおよそ縦30センチ、横40から50センチで、懐紙を縦に八等分したのが短冊で、14世紀頃から登場します。
 天皇や公家、武家をはじめ、松尾芭蕉や池大雅、さらに夏目漱石や正岡子規など近代文学を代表する文化人まで、懐紙や短冊に染筆された書を通じて、歴史上の人々の人物像を探訪します。

後小松天皇 短冊(ごこまつてんのう たんざく)

後小松天皇 短冊

六月祓
ゆふしてのよる瀬の浪も音冴て
川かせすゝしみな月の空

後小松天皇(1377から1433) 諱は幹仁(もとひと)。後円融天皇の第一皇子。永徳2年(1382)に即位、明徳3年(1392)南北両朝が合一されると後亀山天皇から神器を受けた。

個人蔵

武田勝頼 短冊(たけだかつより たんざく)

武田勝頼 短冊

山路蝉
夏衣たち初しよりすゝしさや
せみのは山の陰のほそ道 勝頼

武田勝頼(1546から82) 戦国時代の武将。武田信玄(晴信)の子。元亀4年(1573)家督相続し、天正3年(1575)の長篠の戦いで敗れ、上杉氏や佐竹氏との同盟で再建を図るが、信長・家康らの攻撃を受けて天目山で自害した。

個人蔵

豊臣秀吉 短冊(とよとみひでよし たんざく)

豊臣秀吉 短冊

前田玄以代筆
天正廿年正月廿四日従大津しゆらく行幸の砌へ奏覽之
花の色はうつりかはれる世の中も
ちとせをへてよ雲のうへ人 秀吉

豊臣秀吉(1537から1598) 織田信長に仕え、信長の歿後、その後継の地位を得た。関白・太政大臣に就任、朝廷から豊臣の姓を賜り、天下統一を果たした。朝鮮に出兵した文禄・慶長の役の最中に、嗣子の秀頼を徳川家康ら五大老に託して病歿した。本短冊は、秀吉自筆ではなく、豊臣政権下の五奉行の一人前田玄以(げんい)が代筆している。
古筆手鑑「藁叢」天に所収。

岡谷家寄贈 徳川美術館蔵

徳川家康 短冊(とくがわいえやす たんざく)

徳川家康 短冊

もゝちとりこゑはそなからあらぬ身の
やとゝしらすにほふむめかえ

徳川家康(1542から1616) 三河国岡崎城に生まれ、今川義元・織田信長・豊臣秀吉の配下を経て、関ヶ原合戦の勝利で天下の実権を握る。江戸に幕府を開いた後、豊臣家を滅ぼして260年にわたる太平の世を築いた。

徳川美術館蔵

松尾芭蕉 短冊(まつおばしょう たんざく)

松尾芭蕉 短冊

初しくれ 猿もこみのを ほしけ也 はせを

松尾芭蕉(1644から1694) 江戸時代中期の俳人。旅を通して俳諧に高い文芸性を加えた。紀行文「笈の小文」「奥の細道」などが代表作。

個人蔵

近松門左衛門 短冊(ちかまつもんざえもん たんざく)

近松門左衛門 短冊

花と花と 芳野よく見よ 漆漉 近松平安六十九歳

近松門左衛門(1653から1725) 江戸時代中期の歌舞伎狂言・浄瑠璃作者。代表作は『曽根崎心中』『女殺油地獄』など。

個人蔵

小林一茶 短冊(こばやしいっさ たんざく)

小林一茶 短冊

外かはに
けふからは 日本の雁そ 楽に寝よ 一茶

小林一茶(1763から1828) 江戸時代後期の俳人。諸国を行脚し、俗語・方言を交えた独自の作風を示した。句文集「おらが春」が代表作。

個人蔵

夏目漱石 短冊(なつめそうせき たんざく)

夏目漱石 短冊

行く人に 留まる人に 帰る雁 漱石

夏目漱石(1867から1916) 小説家。英国留学後、英文学を教える。『我が輩は猫である』を手始めに多彩な創作活動を展開した。

個人蔵

横山隆一 短冊(よこやまりゅういち たんざく)

横山隆一 短冊

絵(フクちゃん)
十六年九月の末 満州空の旅を終へ 横山隆一

横山隆一(1909から2001) 昭和・平成期の漫画家。新聞連載の挿絵で人気を博す。漫画家で初めて文化功労者に選ばれた。

個人蔵


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