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展示案内


八星メダイヨン文絨毯 八星メダイヨン文絨毯 銅版画〈野生動物・鳥・魚の狩猟(ストラートの原画による)〉 銅版画〈野生動物・鳥・魚の狩猟(ストラートの原画による)〉

2020年9月20日(日曜日)から11月3日(火曜日・祝日)

秋季特別展
殿さまが好んだヨーロッパ
-異国へのまなざし-

会場
蓬左文庫展示室 徳川美術館本館展示室
 御三家筆頭の尾張徳川家に伝来した日本と西欧との関係を示す品々は、国内でも珍しい貴重な作品を数多く含んでいる重要なコレクションです。本展は、この尾張徳川家コレクションを、他家伝来品等と併せて一堂に紹介します。

展示の詳細案内

 近世東アジアに進出したヨーロッパ商人が、中国や東南アジアを中継して日本へ舶載した商品・贈答品を、日本では介在したヨーロッパ人に応じて「南蛮」・「阿蘭陀」とよび、異国の文化を伝える新しい文物として取り入れました。
 御三家筆頭である尾張徳川家に伝来した日欧貿易関係品には、国内に類する作品が殆どない貴重な作品も含まれており、特殊な舶載品入手ルートが推察できる重要なコレクションです。
 本展覧会は、尾張徳川家に伝来した日欧関係品を、他家伝来品や関連する作品・資料と併せて紹介します。

新刊輿地全図(しんかんよちぜんず)(部分)

新刊輿地全図

 1857年にオランダで刊行された航海用世界地図「世界全図」を原図として、幕府の役人であった佐藤政養(まさやす)が翻訳・加筆し、発行しました。標題の中央に「日の丸」の旗が描かれ、さらに日本が赤く塗られており、今日、日本で発行される地図の原点を見出すことができます。尾張藩蘭学塾「洋学館」の旧蔵書です。

江戸時代 文久元年(1860)

阿蘭陀人殺生図(おらんだじんせっしょうず)四巻のうち
(原題「Venationes Ferarum,Avium, Piscium」)

阿蘭陀人殺生図 四巻のうち (原題「Venationes Ferarum,Avium, Piscium」)

 アントワープ(ベルギー)で16世紀に製作された全104枚の狩猟図シリーズ。ヨーロッパのみならず、さまざまな猟場での現実または空想上の動物の狩猟風景が描かれています。国内では尾張徳川家にのみ伝来が確認されている貴重な銅版画です。

ヤン・ファン・デル・ストラート画
アントワープ、フランドル 初版1596年

遠望鏡(天体望遠鏡)ギルバート社製
えんぼうきょう(てんたいぼうえんきょう)

遠望鏡(天体望遠鏡)ギルバート社製

 嘉永2年(1849)、福岡藩黒田家より尾張家14代慶勝へ、家督相続の祝いとして贈られた天体望遠鏡です。
ロンドンの「W. Gilbert & Sons」社製です。箱書には「カヒ(ピ)タン所持」とあり、オランダ商館長(カピタン)が所持していた本品を黒田家が入手し、慶勝へ贈ったようです。

イギリス 19世紀
徳川慶勝(尾張家14代)所用

白地花卉文更紗(一番更紗)
しろじかきもんさらさ(いちばんさらさ)

白地花卉文更紗(一番更紗)

 江戸時代中期頃までに舶載されたいわゆる「古渡り更紗」です。「一番更紗」として伝わりました。
当時の最上級品であるこうした質の良い古渡り更紗は珍重され、茶道具用の裂や掛物の表装などに用いられました。本品にも模様に心を配りながらも、無駄な端切れを出さないように慎重に切り取った跡が残っています。

インド 17世紀
(展示期間:9月20日(日曜日)から10月11日(日曜日))

赤羅紗地桐に鳳凰文火事頭巾(あからしゃじきりにほうおうもんかじずきん)

赤羅紗地桐に鳳凰文火事頭巾

 ヨーロッパの毛織物である羅紗(らしゃ)を用いた火事頭巾です。生地を文様通りに切り抜き、図様をはめ込む「切嵌」の手法を用いています。派手好みとされる尾張徳川家7代の宗春らしい頭巾です。

江戸時代 19世紀
(羅紗:ヨーロッパ 17から18世紀)
徳川宗春(尾張家7代)着用
(展示期間:10月13日(火曜日)から11月3日(火曜日・祝日)

金唐革鏡覆 ハンス・ル・メール工房(きんからかわかがみおおい)

金唐革鏡覆 ハンス・ル・メール工房

 金唐革は、ヨーロッパでは主に壁装材として用いられましたが、日本では煙草入れや箱、小物などに使用されました。本品はオランダ・アムステルダムの有名な金唐革工房・ハンス・ル・メール(1629から77)製を示す「HLM」のモノグラムもプレスされており、日本に残るもっとも古い金唐革のひとつとして知られています。

オランダ 17世紀
霊仙院千代姫(尾張家2代光友正室)所用

八星メダイヨン文絨毯(はっせいめだいよんもんじゅうたん)

八星メダイヨン文絨毯

 インドのデカン高原産と考えられている絨毯です。中央部分に八星(星形)を象るメダイヨンが配された意匠で、17世紀オランダ絵画に描かれていながら長らく実物が見つからなかった絨毯です。その後、京都・祇園祭の「北観音山(きたかんのんやま)」「函谷鉾(かんこぼこ)」を飾る絨毯も本品と同種であることが確認されています。

インド 18世紀

風鳥(極楽鳥剥製)
ふうちょう(ごくらくちょうはくせい)

風鳥(極楽鳥剥製)

 風鳥はゴクラクチョウとも呼ばれる鳥で、オーストラリアからニューギニア付近に生息しています。
 ヨーロッパには翼と脚を切り落とした状態で剥製となって運ばれたので、風に乗って飛び一生地上に降りない天国の鳥と認識されていました。日本には江戸時代にオランダ人によって持ち込まれました。

東南アジア 18から19世紀

阿蘭陀焼印花人物文手付水指(おらんだやきいんかじんぶつもんてつきみずさし)

阿蘭陀焼印花人物文手付水指

 本品は尾張家では水指として伝来していますが、元々はいわゆるビア・マグ(ビールジョッキ)です。
 ドイツのライン川周辺地域で16世紀末期から17世紀にかけて製作された輸出用高級品で、オランダ本国でも限られた富裕層しか所有できない品でした。オランダ商館の記録ではこうした高級なドイツ製のやきものは将軍家・幕府高官への贈り物として特別に用意されていたことが知られています。

ドイツ 17世紀


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