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展示案内


いつだってKawaii大好き真美人 猫 楊洲周延画 徳川美術館蔵

2020年2月8日(土曜日)から4月5日(日曜日)

企画展
いつだってKawaii大好き

会場
蓬左文庫展示室
雛まつりにちなみ、着せ替え人形や市松人形、雛道具や動物・物語など、女子の心を魅了するかわいい品々を紹介します。

展示の詳細案内

 平安貴族の女子の間で人形や小さな道具でままごとをする「ひいな遊び」に代表されるように、平安の昔から今にいたるまで、小さく愛らしいものは、女子の心を惹きつける必須条件の一つです。男子に比べ、女子の身の回りの道具は、かわいらしく、時に華やかに作られ、その成長と幸せを願って行われる節目の行事や雛祭りにも、女子が好む愛らしい品々が選ばれました。
 本展では、雛祭りにちなみ、雛人形をはじめ、着せ替え人形や抱き人形、手芸や物語など、女子の心を魅了する品々を紹介します。

染付山水文一閑人火入(そめつけさんすいもんいっかんじんひいれ)

染付山水文一閑人火入(そめつけさんすいもんいっかんじんひいれ)

 器の口縁(こうえん)にしがみつくような格好をした唐子(からこ)が貼り付けられています。暇を持て余した人が井戸をのぞき込んでいるような姿から、こうした唐子の意匠は「一閑人」と呼ばれ、茶事の際に使う火入や蓋置(ふたおき)の装飾として好まれました。器に対して、唐子がほどよい大きさで作られていて、思わず微笑んでしまうようなかわいらしさがあります。

明時代 17世紀

四季草花文金銀玉石螺鈿蒔絵小沈箱(しきそうかもんきんぎんぎょくせきらでんまきえこぢんばこ)

四季草花文金銀玉石螺鈿蒔絵小沈箱(しきそうかもんきんぎんぎょくせきらでんまきえこぢんばこ)

 高さ5.8センチの沈箱の中に、さらに小さな重香合(じゅうこうごう)と炷空入(たきがらいれ)を入れ子に納めるように作られています。炷空入は、やきものの壺をかたどった形です。大粒の金粉を散らしたなかに、金銀や螺鈿、玉石を用いて、四季の草花を蒔絵であらわしています。同趣の小箱がフランス王妃マリー・アントワネットのコレクションに含まれています。

江戸時代 17から18世紀

象牙小犬根付(ぞうげこいぬねつけ)

象牙小犬根付(ぞうげこいぬねつけ)

 象牙は耐久性があり、きめが細かいため緻密な細工に適し、縞目の変化や半透明の乳白の色調が美しいことから、古くより牙彫工芸品の材料として洋の東西を問わず珍重されてきました。日本で象牙細工といえば、根付が有名で、小さいながら技巧を凝らした品も多く、当時の人々の遊び心がうかがえます。

江戸時代 18から19世紀

市松人形 男児(いちまつにんぎょう だんじ)

市松人形 男児(いちまつにんぎょう だんじ)

 市松人形は、江戸時代後期の歌舞伎役者・佐野川市松(さのかわいちまつ)に似せた人形が売りに出されたのが始まりとされます。手元に置き、鬘(かつら)や衣裳を替え、手足も自由に動かして楽しむことができる人形として人気を博しました。人形用の衣裳を作ることが、裁縫の練習にもなることから、子ども向けというよりは大人が楽しみ、昭和初期には嫁入り道具ともなりました。

中村京子氏寄贈 大正時代 20世紀

人形衣裳(にんぎょういしょう)

人形衣裳(にんぎょういしょう)

 豆市松は手足が動かせるように作られ、着せ替え人形として遊ぶことができます。着せ替え人形は、遊んでいるうちに失われることが多いため、未使用のまま、一揃いで残っているのは貴重です。人形の胴部には「友壽」と昭和初期に活躍した人形師・柳澤友壽(やなぎさわゆうじゅ)の落款があります。

吉田家寄贈 大正から昭和 20世紀

豆ビスク(まめびすく)

豆ビスク(まめびすく)

 ビスク・ドールは、フランス語で素焼きを意味するビスキュイを語源とし、頭部や手足が磁器でできていることから名付けられ、19世紀のヨーロッパで、上流階級の女性たちの間で流行しました。小さなビスク・ドールはミニョネットともいい、日本では豆ビスクとも呼ばれます。

吉田家寄贈 フランス 20世紀

真美人 楊洲周延画 36枚揃の内(しんびじん ようしゅうちかのぶが)

真美人 楊洲周延画 36枚揃の内(しんびじん ようしゅうちかのぶが)

 「真美人」の「真」には、新しいという意味の「新」が掛けてあり、明治という新時代を生きる、年代もさまざまな女性たちの姿が、当時最新のファッションや小物とともに描かれています。作者の楊洲周延(ようしゅうちかのぶ)は、明治時代の上流階級の人々を描いた作や、江戸時代の風俗を懐古的に描いた作など幅広い画域を誇る浮世絵師です。なかでも美人画に優れ、少女のようなたおやかな面貌表現を得意としました。

明治30年から31年 (1897から98)

黒地子犬に雪持万年青文筥迫(くろじこいぬにゆきもちおもともんはこせこ)

黒地子犬に雪持万年青文筥迫(くろじこいぬにゆきもちおもともんはこせこ)

 万年青(おもと)は一年中緑の葉をつけ、赤い実のなることから、長寿を祝う正月の贈答品として珍重されました。安産や多産の象徴である犬とともに組み合わされることで、子孫繁栄や長寿を願った吉祥図案となっています。金刺繡がいかにも豪華ですが、正面に目線を向けた子犬の愛らしさが際立っています。

江戸から明治時代 19世紀

新板猫のたわむれ 小林幾英画(しんばんねこのたわむれ こばやしいくひでが)

新板猫のたわむれ 小林幾英画(しんばんねこのたわむれ こばやしいくひでが)

 猫を擬人化して、角兵衛(かくべえ)獅子や曲芸などの大道芸を披露する猫たちと、見物する親子の猫たちがいきいきと描かれています。余白には、口上や鳴り物の音、猫たちの台詞(せりふ)も書き込まれており、にぎやかな雑踏の雰囲気が伝わってきます。
 作者の小林幾英(いくひで)(生殁年未詳)は明治時代に活躍した浮世絵師で、おもちゃ絵のほか、新時代の到来を感じさせる東京の名勝や洋装の人物を題材とした開化絵を手がけたことでも知られています。

明治時代 19世紀


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