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展示案内


奏でる-楽器と調べ-雲龍文螺鈿琵琶 徳川美術館蔵

【前期】2019年11月16日(土曜日)から12月15日(日曜日)
【後期】2020年1月4日(土曜日)から1月31日(金曜日)

企画展
奏でる-楽器と調べ-

会場
蓬左文庫展示室
日本の古典音楽には、さまざまな姿や音色をもつ楽器が用いられてきました。尾張徳川家に伝わる楽器や音楽にまつわる作品から、日本の古典音楽の流れを紹介します。

展示の詳細案内

 日本の古典音楽には、宮廷の式楽である雅楽や武家の式楽である能楽、平家琵琶などがあり、それらの音楽の種類ごとにさまざまな楽器が用いられました。笙や琵琶、箏などの楽器のなかには、インド・ペルシアに起源を持つ楽器や、笛や太鼓のように形を変えて広く用いられた楽器があり、歴史とともに発展し種類を増やしてきました。江戸時代の大名の間では能楽が必須の教養であったため、尾張徳川家でも能楽に用いられる楽器を中心に雅楽の楽器や女性の教養であった箏・三味線、琉球王から送られた琉球楽器一式が伝えられました。尾張徳川家伝来の楽器を一堂に紹介し、日本の音楽の流れを紹介します。

太鼓(たいこ)

太鼓(たいこ)

 中国や朝鮮から伝えられた雅楽に用いられる打楽器です。雅楽の合奏「管絃」は、管楽器(笙・篳篥・龍笛)、絃楽器(琵琶・箏)と打楽器(鞨鼓・太鼓・鉦鼓)で編成されています。太鼓は、円形の枠(わく)に釣り下げるところから釣太鼓(つりだいこ)(吊太鼓)とも呼ばれます。奏者は革面に向かって座り、二本の撥(ばち)で片面のみを打ちます。

江戸時代 18-19世紀

雲龍文螺鈿琵琶(うんりゅうもんらでんびわ)

雲龍文螺鈿琵琶(うんりゅうもんらでんびわ)

 『平家物語』の語り「平曲(へいきょく)」の伴奏に用いられる琵琶です。18世紀頃に琉球で用いられた琵琶は、宋時代以降進化を遂げた中国本土の琵琶と同形態であったと考えられますが、この琵琶は頸部が細い日本の伝統的な姿であり、黒漆地に螺鈿で雲龍文を施した装飾のみが、琉球で行われたと考えられます。

琉球 16-17世紀

能管 瓦落 藤田家伝来(のうかん かわらおとし)

能管 瓦落  藤田家伝来(のうかん かわらおとし)

 能管は竹製の横笛で、吹口・指孔あわせて8つの孔があり、竹管の内部には朱漆が塗られ、外側は樺巻きにし漆で塗り固められています。外見は雅楽の龍笛(りゅうてき)と似ていますが、龍笛と異なり音階が均等に出ないのが特徴です。本管は尾張家お抱えの能楽笛方・藤田家に伝えられた一管です。

藤田家寄贈 室町時代 16世紀 (展示期間:2019年11月16日から12月15日)

苅田蒔絵小鼓胴(かりたまきえこつづみどう)

苅田蒔絵小鼓胴(かりたまきえこつづみどう)

 小鼓は能楽の囃子(はやし)に使用する楽器のひとつで、木製の胴に馬革製の革二枚をあて、麻緒(あさお)(調緒(しらべお))で締めて用います。
 慶長16年(1611)3月、二条城での徳川家康と豊臣秀頼の会見後、家康は答礼の使者として9男義直(尾張家初代、当時12歳)と10男頼宣(紀伊家初代、当時10歳)を秀頼の居城である大坂城に遣わしました。秀頼は義直に鼓を、頼宣に笛を贈りました。本作は、その時に秀頼から義直へ贈られた小鼓です。

豊臣秀頼・徳川義直(尾張家初代) 所用 室町時代 16世紀

七絃琴 銘 老龍吟(しちげんきん めい ろうりゅうぎん)

七絃琴 銘 老龍吟(しちげんきん めい ろうりゅうぎん)

 七絃琴は奈良時代に日本に伝えられました。平安時代後期までは用いられていましたが、鎌倉時代以降奏法や伝承が途絶えました。江戸時代前期に再び中国からもたらされ、文人の間で流行しました。中国では「琴棋書画(きんきしょが)」のひとつとして、知識人の教養とされました。箏のように柱(じ)を用いず、左手の指で絃を押さえて音の高さを調節し、右手の指で弾きました。

南宋時代 13世紀

琉球楽器 銅鑼・小銅鑼・鼓(りゅうきゅうがっき)

琉球楽器 銅鑼・小銅鑼・鼓(りゅうきゅうがっき)

 琉球王朝の宮廷音楽である御座楽(うざがく)は、中国南部清楽(しんがく)の影響を色濃く受けています。徳川将軍や琉球王の代替わりの際には、江戸へ使節が派遣され、御座楽が演奏されました。演奏後、将軍や御三家には楽器も献上されました。尾張家伝来のこの琉球楽器は、寛政8年(1796)12月21日、薩摩島津家を介して尾張家へ贈られ、同10年(1798)尾張家の戸山屋敷で島津家の家臣が演奏した記録があります。
 写真は、銅鑼(トンロウ)・小銅鑼(シャウトンロウ)・鼓(クウ)。

琉球 18世紀


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