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展示案内


張州雑志巻72 津島 張州雑志巻72 津島天王祭図

2021年2月6日(土曜日)から4月4日(日曜日)

企画展
尾張の百科事典-御秘本『張州雑志』-

会場
蓬左文庫展示室
尾張藩で「御秘本」として扱われた地誌『張州雑志』。本展では、主に本書に描かれた宝物・動植物・風俗等の色鮮やかな記録画を展示し、江戸時代の尾張の世界を紹介します。

展示の詳細案内

 江戸の尾張藩邸で「御秘本」として収められていた書物に『張州雑志』という地誌があります。同書は尾張藩士・内藤東甫(正参)(1727から1788)によって18世紀後半に編纂され、東甫の歿後、未完の状態にあったものを同藩士・赤林信定が100冊に装丁し、藩に献上しました。尾張の情報が細密に記録されていたことにより「御秘本」扱いになったと考えられています。
 『張州雑志』は単なる地誌にとどまらず、史料叢書や博物図譜といった側面も持ち合わせており、ゆえに尾張の百科事典ともいえましょう。とりわけ、東甫による色彩豊かな挿絵は同書の最大の特色で、読者に豊かなイメージを抱かせ、また江戸時代の尾張の姿を如実に伝えます。同書に描かれた絵図を現存する資料と照らし合わせてみると、東甫の挿絵がいかに正確な描写となっているかに驚くことでしょう。
 本展覧会では、この『張州雑志』を一挙に公開し、本書に描かれた動植物・風俗・歴史資料の記録画を主に展示し、色鮮やかな江戸時代の尾張世界をお楽しみいただきます。

『張州雑志』巻十三 ビシャ(びしゃ)

『張州雑志』巻十三 ビシャ

 『張州雑志』巻一から十九は知多郡の記録となっています。海岸周辺の景観図や漁業関係の様子を描いたものなど、海に囲まれた知多郡特有の自然環境が挿絵として多く記録されている点が特徴です。また、知多郡に見られた魚類・海産物や鳥類なども数多く描かれています。
 本図は巻十三で描かれている「ビシャ」です。三河方面ではミサゴのことをビシャと呼んだといいます。

『張州雑志』巻二十 東照宮祭礼 林和靖車(とうしょうぐうさいれい りんなせいしゃ)

『張州雑志』巻二十 東照宮祭礼 林和靖車

 名古屋城下については、『張州雑志』巻二十から二十三の四巻分に記録されていますが、内容は名古屋東照宮の東照宮祭礼の行列図のみです。東照宮祭は、元和4年(1618 )4月17日の家康の三回忌に、家康の九男で尾張藩の祖・徳川義直が祭礼を行ったのを嚆矢とし、旧暦4月16・17日に毎年行われました。『張州雑志』に描かれた行列図は、17日に行われた神輿の渡御の様子で、行列は壮観を呈しています。
 本図は巻二十に掲載された「東照宮祭礼 林和靖車」です。伝馬町より出された山車で北宋の詩人・林和靖をモチーフにしています。

『張州雑志』巻二十五 熱田湊之図(あつたみなとのず)

『張州雑志』巻二十五 熱田湊之図

 『張州雑志』巻二十四から五十八の三十五巻分は熱田(名古屋市)の記録となっています。熱田神宮をはじめ歴史ある土地だけに、寺社の行事や宝物の記録画、あるいは古文献の筆写等が詳しいです。
 本図は東海道で唯一の海路「七里の渡し」の玄関口であった熱田湊の様子です。左側に、寛永11年(1634)、江戸幕府3代将軍・徳川家光が上洛の帰途宿泊した東浜御殿が見えます。

『張州雑志』巻七十二 津島天王祭(つしまてんのうさい)

『張州雑志』巻七十二 津島天王祭

 海東郡については、津島村(津島市)・甚目寺村(あま市)・明眼院(大治町)の記録が計十巻分に収録されています。
 本図は、巻七十二に掲載された「津島天王祭」で、旧暦6月に行われた津島天王祭・宵祭の様子が描かれています。津島五か村(筏場・今市場・下構・塘下・米之座)より出される五輌の車楽(だんじり)が楽を奏しながら天王川を渡っています。

『張州雑志』巻九十五 東門ノ瀧(ひがしもんのたき)

『張州雑志』巻九十五 東門ノ瀧

 『張州雑志』巻八十八から百は、春日井郡についての記録となっています。瀬戸の窯業をはじめ、現在の瀬戸市一帯の記録が詳しく、また動植物・鉱物等の絵図が多く描かれている点が特徴です。
 本図は巻九十五に掲載された、水野川下流域(瀬戸市)にある「東門ノ瀧」の様子です。

『張州雑志』巻九十八 ホウノ木ノ実(ほうのきのみ)

『張州雑志』巻九十八 ホウノ木ノ実

『張州雑志』巻八十八から百は、春日井郡についての記録で、本図は巻九十八に掲載された「ホウノ木(ホオノキ)ノ実」の図です。


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